collageと チョキチョキピープル
チョキチョキ
ハサミを使う練習
チョキチョキチョキ
手を切らないで紙を切る
ハサミの持ち方
紙に当てる角度
その他もろもろについてを学ぶ
不注意で指を切らないように
意識を集中させて
慎重に紙を切る
幼稚園は自立訓練所でもある
一人でなんでもできるようになる場所
人間の脳は3歳までに
80%から90%完成する
つまり3歳は
もう赤ちゃんではない
子どもを賢く育てたくない
何も自分でできない赤ちゃんのままがいい
なんて思うわけがない
そんな親はいないと思う
でも現実は
ついつい助けの手が出てしまう
丸ごと助けちゃったりしちゃう
見守るには時間がかかり
根気よく待つ忍耐力がいる
急いでいる時だってあるから
ついつい手を貸したくなる
それをじっと我慢するには
深い継続した忍耐力がいる
チョキチョキチョキ
上手に切れたら
得意そうに先生に見せる
は行のひ は ちょっと自信がないので
先生に自分の切って欲しい写真を指さして
そこを切ってもらっている
サーモンとご飯の写真がお気に入り
不安そうに手を体にくっつけて動かない
心配ないよ
離れていたら手は切れたりしない
あっという間に
自分でハサミが使えるようになるよ
練習していこう
靴紐の結び方についても
絵本がいくつもあるくらい
身につけたい自立へのワザ
子どもの靴はマジックテープ仕様で
ビリっ バリッ と
とても簡単になっているけれど
覚えておくと便利なワザ
靴紐を結ぶ技を応用して
リボンを結んだりすることも
できるようになる
リボンも形になったものを
ぺたんとシールでくっつけるから
リボンが結べなくても
靴紐が結べなくてもいいか
となるかもしれないが
そうではない
大事なのは指先の運動
指の動きは脳と直結している
指先を使えば賢くなるとか
指先を使い続けるとボケないとか
よく言われているのも
脳のエクササイズとして
指を使うというイメージから
例えば赤ちゃんの成長過程で
物に名前があることに気づき始めると
その人差し指を使って
無言語で親に質問をするようになる
赤ちゃんは誰にも教えられなくても
たいていは人差し指を使う
試しに他の指を一本だけ
スッキリ立てて何かを指差してみよう
おそらく難しいと思う
比較的スッキリ立てやすい親指を使うと
指さす方向に向けて
腕まで動かすことになるから
やっぱり人差し指を使うのがベスト
英語では人差し指はindex fingerという
indexにはたくさんの意味があるが
指し示すという動詞として
赤ちゃんは使っている
人差し指を一本立てて
何かを示したら
親は親切にいそいそ喜んで
その指し示した先にある物の名前を教える
こうして赤ちゃんの脳に
言葉が刻まれ
その言葉の意味が理解されていく
このindex fingerの活動と
脳の発達は呼応している
すごく赤ちゃんだった時には
指は全体活動をしていて
握る 開く が 動きの中心であった
グーとパーである
チョキはない
脳細胞がどんどん分裂し
体には筋肉も発達してくる
そうすると
体に細やかな指示を出せるようになる
index fingerは
どんどん知能を伸ばす働きを助ける
自分でハサミが使えるようになったのは
いつのことだったか
あまり定かに覚えていないけれど
気がつけば
ほとんど毎日何かを切っている
チョキチョキチョキ
コラージュって楽しいね
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