学び方と学ぶ場所
幼稚園時代には
学ぶことを
本当に楽しむことができる
先生が教えてくれること
手で触れる教材
それらの全てに
全神経で反応する
頭ではなく
体全体で反応する
感じたことをのびのび表現し
わからないことを質問し
先生はそれらに喜んで答えてくれる
学びが
自分の生活に直結しているので
見逃せないという信号が
脳から常に体ぜんぶに送られている
表情は生き生きとして
発見の喜びが弾けている
笑顔が素晴らしい
嬉しくなってじっとできなくなって
クラスの中をウロウロしても
叱られたりしない
自由に喜びを表現できる空間がある
この学びの環境を小学校に行っても
そのまま継続させることができれば
誰も彼もが天才的な能力を発揮して
素晴らしい人生を創造していける
ところが現実は
学校に行くと
ほとんどの子どもが
勉強を嫌いになり
興味も好奇心も失う
表情も変わっていく
不機嫌な子どもが増えていく
四角いコンクリートの教室で
座学が生活の中心になり
動くと叱られる
教科書は立派だ
ところが
いくら
新しいページを
めくっても
心に響くものが感じられず
自分の生活との接点も見出せず
どんどんつまらなくなる
しかも
全員で同じページの
同じことを考えなければいけないという
つまらないルールにもしばられる
20人
30人
40人
こんなにたくさんの子どもたちに
たった一人の先生がいるだけの
座学の教室
子どもたちは全員同じ方向に向かって
スチールの椅子と机に挟まれている
勝手に動くと叱られる座学
活発な子ども時代の
エネルギーも創造性も
座学で閉じ込める教室
多くの知識人がもう10年以上も前から
日本の教育システムを変えない限り
日本の未来を支える子どもは
育てられない
と
叫んでいても
文科省のお役人は
耳栓をして知らんぷり
変化なし
国は動かず
それなので
多くの知識人たちは
自分の子どもたちを
近所にある公立の小学校でなく
別の場所に行かせるようになった
お金がたっぷりある人は
家族そろって海外移住
外国では優秀な教育をする小学校は
山のようにある
幼児教育が
人生の鍵を握ると理解しているから
それがスタンダードになっている
よりどりみどり
お金がそこそこある人は
国内にあるインターナショナル系
あるいは有名な私学
ユニークで自由な発想を持った親は
アメリカ式のホームスクールスタイルで
お金のあるないにかかわらず
優秀な子どもを育てている
日本人の親の多くは
子どもの教育にかけられる予算が少ないので
公立の小学校に行かせるしか道はない
と
思い込んでしまっている
加えて日本社会は
「みんな一緒がいい」という
古い価値観に縛られているので
小学校をドロップアウトさせる
と
想像しただけでも
気持ちが沈んでしまう親たち
学校へは
行かなければならない
と
信仰のように信じているのが
多くの日本の親たちの姿
時代がこんなに変わってしまっても
子どもの教育に関しては
昔のままのスタイルを
引きずっている
学校には
行かなければならない
という信仰に縛られている
幼稚園時代に磨き上げていた能力を
どんどん喪失していることが
座学の教室から離れている親たちには
見えていないことが多い
2年生
3年生
4年生
これらの学年で
本当に驚くほどたくさんの子どもたちが
座学のプレッシャーに押しつぶされていく
ペラペラキッズカレッジの子どもたち
お気に入りのメディカルレッスン
毎日毎日 本物のドクターから学んでいる
脳が喜んでいるのが見えるようだ
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